主役(要部)を立てる工夫

今の季節、公園の彩の主役は、梅、そしてまだまだスイセン。先週末の雨上がり、その顔を見るため、下から見上げると、スイセンの向こう側には、どんよりとした空と木々。雨粒を背負い懸命に咲くこの主役にとって、あの背景は、少々寂しく見えました。では、背景に動きを少し与えてみてはどうか? 結果、こんな画像になりました。

ぼかしの効果が高まり、主役が少しは目立ったかな、と思います。
今回のような編集は、知財用図面や画像、テクニカルイラストで使うことはありませんので、これはただのシーズです。が、図面でも画像でも今後、より自由に表現できる幅が広がるとしたら、主役を引き立たせるための引き出しは、多ければ多いほどよいと思ってます。また、既に、主役を引き立たせるための作図は、特許図面等では行われています。例えば、ポイントを分かり易くするため、ソースには描かれていても不要なノイズは、可能な限り割愛したりデフォルメしたりするなど、です。
今日の仕事(ニーズ)と共にそれとは別の明日の仕事の種も楽しみながら、思いついた表現法は発信していきたいと思っております。
ご参考になれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。