画像や図の一部を切り抜いたように見せる作図例のご紹介です。
図(a)は、Adobe illustratorで、写真の一部(雪だるまの顔付近)のみを切り抜き、拡大したものです。切り抜きたい形の図形(ここでは円)と写真全体を「選択」して「クリッピングマスク」を行うと、顔付近のみが抽出されます。
この機能は、図(b)に示すような、特許図面でよく使われる、一部を拡大して示す図などに応用可能です。なお、図(b)はマウスの断面図で、発光部付近を切り抜き、拡大して示した例です。
また、図(c)のように、文字(ここでは「図面」)を画像の中に置き、この文字をアウトライン化した後に複合パスを作成し、その状態でクリッピングマスクを行うと、文字の部分のみに画像を残すこともできます。図(c)では、たまたま、文字の「面(つら)」が、雪だるまの「顔」になりましたね⛄
以上、簡単ではございますが、画像等のオブジェクトを切り抜いて見せる機能のご紹介でした。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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