【illustratorの3D(回転体)のご紹介】

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平素は格別のお引き立てにあずかり、誠にありがとうございます。
今日で三が日が終わり、明日から仕事始めの方も多いのではないでしょうか?
さて、今回はillustratorの3Dの「回転体」を使った作図例です。
最初に完成した回転体をお示しします。ご覧頂くとすぐお分かりになるかと思いますが、「虎柄」の立体です。

これを描いたプロセスを次にお見せします。

まず、「虎」の漢字をテキストで書き、それをアウトライン化します(線と塗りに分解します)。
次に、アウトライン化した文字の線を、虎柄のスウォッチで描きます(塗りは、回転させると消えるので任意の模様でOKです)。
そして、文字を選択した状態で、[効果]-[3Dとマテリアル]ー[回転体]で少し中心軸を文字から離して(オフセットして)文字を回転させます。
右上の図が180°回転させた状態です。さらに360°まで回転させると、最初にお示しした回転体が出来上がります。
今回は文字で遊んでみましたが、断面形状が分かれば、それをillustratorで作図し、上記のようなプロセスで断面を回転させることにより、回転体の立体をillustrator上で簡単に描くことができます。
ちなみに...これを描いて、ふと思い出したのですが、確か、虎が木の周りをぐるぐる回ってバターが出来てしまい、それを使ったケーキを作った素敵なお話の絵本がありましたよね、、、間違っていたらすみません。。。
以上、簡単ではございますが、illustratorの3D機能「回転体」を使った作図例のご紹介でした。貴社の作図あるいは当方へのご依頼のお役に立てば、幸いです。
感染が徐々に拡大しており、誰もが、この1月と2月を大変心配していることと思います。先の見通しがつき辛い状況が続きますが、皆さま、くれぐれもご自愛くださいませ。