【グラデーションの例、ぼかしの応用】

平素は格別のお引き立てにあずかり、誠にありがとうございます。
メジャーリーグも後半戦が始まり、大谷選手への注目が更に高まっていますね。もちろん記録も期待していますが、ここまでの活躍だけでも人々の記憶に永遠に残るでしょうから、引き続き、少年のように楽しんでいる大谷選手を純粋に応援し、あまり記録だけに注目したくないなぁと個人的に思っています。

でも一方でいつか、、、
①ホームラン!
②勝利投手!
③そして盗塁!
④さらに外野守備でレーザービーム!
が1試合で観られるそんな夢のようなプレーが観られたらとわがままな期待も持っています。。。
そんな期待を画像にしてみました。

さて、ここからは今回の作図例のお話です。
上記画像では、人の輪郭にグラデーション的なぼかしを入れて人を少し立体的に表現してみました。この表現法をご紹介したいと思います。
illustratorには、グラデーションという機能があり、「塗り」の色において、直線状に濃淡を変化させたり(下記(a))、人(オブジェクト)の中心から外側に向けて同心円状に濃淡を変えたり(下記(b))することは、簡単に出来ます。しかし、オブジェクトの外輪郭付近のみにグラデーションをかけることは、illustratorのグラデーション機能ではできません。
そこで、外輪郭付近のみにグラデーションをかける方法として、以下の方法をご紹介したいと思います。
①まず、<アピアランス>で「塗り」をもう一つ作り(新規塗り)。背面側の「塗り」に例えば白色を設定します。

②次に、前面側となる「塗り」には<効果-スタイライズーぼかし>で、ぼかしをつけます。

③すると、下記(c)のように、前面側のぼかし部分に、背面側の白の塗りが薄っすら見えるようになるため、いかにも輪郭付近にグラデーションを施したように見えるようになります。

実は、この方法、以前ネットで先人から教わりました。今はネットで調べれば、illustratorやPhotoshopでやりたいことは大体見つけられます。ネットにアップして下さる先人の方には、本当に感謝しています。

以上、簡単ではございますが、グラデーション、ぼかしの作図例のご紹介でした。
7月もいよいよラスト1週。大谷選手を応援しながら、この酷暑に負けず自分も全力投球、フルスイングで頑張りたいと思います。最後までお読み下さり、ありがとうございました。