先週、お時間を頂きまして、定期的に行っている胃と大腸の内視鏡検査を受けました。また今月は出張等の用事もありまして、ご依頼のタイミングや修正対応など、お客さまにご調整頂くことがあり、大変申し訳なく思っております。
内視鏡検査は、本来、昨年中には受けなければならなかったのですが、全く予定が入れられず、ようやく検査できてホッとしています。おかげさまで、おそらく大きな問題は無く(年相応のことはありますが)、昨日から作図を始めて取り返しています。
検査は、時短のために少々無理して、一日で両方やっているのですが、前日からの準備も結構大変で、さらに今回は、前日にPCR検査も受けなくてはいけないため(結果は陰性でした)、時間的な負担も大きくとても憂鬱でした。ですが、その2日間で、大きなことに気づかされました。
それは、お医者さん、看護師さん、スタッフさん、PCRで対応して下さった方々のいつも以上の「笑顔」でした。皆さん、満面の笑みで対応して下さるのです。おそらく内視鏡を受ける大変さを知っているから、私たちに寄り添う気持ちで自然とそうなる部分もあるとは思いますが、感染対策で明らかに作業しづらくなった環境にも関わらず、笑顔で、いつも気にかけて話しかけてくれるのです。それは、「マスクで覆われてしまった笑顔の半分」の豊かな表情を容易に想像できるほどで、そのために私の心の奥の、より深い所に染みたのだと思います。皆さん、お仕事はもちろん、それ以外にもきっと大変なご苦労を抱えているだろうに...それを見せることなく。
その笑顔は、以前大変お世話になった介護施設で働く皆さんのそれと、全く同じでした。病んでいる人や、お年寄り、そして、日々支えるその家族、それぞれの辛さを感じ取り、笑顔で寄り添うこのような方々に対しては、「感謝」という言葉しか見当たりません。真似すらできないと言うのが、正直な気持ちです。誰にも例外なく必ず訪れる、病いの苦しみ、そして老いの苦しみ、を肌身で感じ、それを学び続けているこれらの方々は、「人としての成長」のスピードが普通の人とは、格段に違うのだろうと、最近つくづく思います。
コロナのことでは、皆、本当に大禍の中にあると思います。しかし、このような大変な時だからこそ、大切なことに気づくこともあるようです。せめてこの気持ちを、Adobeさまの力をお借りして唯一自分にできること(Photoshopとillustrator)で、下記画像を作成させて頂きました。
おかげさまで、あれほど重たかった検査への気苦労が、半分以下になりました。
この場を借りて御礼申し上げます。
0コメント