今回は、アップライトのピアノの3D素材を利用して、斜視図と六面図を作図してみました。意匠公報を少し見てみますと、ピアノは、白黒の図面(特許図面のような図)が多く、次いで、グレースケールのCGでよく出願されているようです。
木製のカラーの3D素材がありましたので、(通常はここまで正確に表現することも少ないと思いますが)そのまま木目調のカラーで、六面図と斜視図を作ってみました。なお、実際の公報では、鍵盤蓋や譜面台を閉じた状態(又は開いた状態)を参考図で示す場合もよくあるようです。ちなみに、今回の作図は3Dオブジェクトファイル(.obj)をPhotoshop3Dモードで読み込み、光源位置や露出、ハイライト等を調整しつつ、最終的にJPEGデータで出力したものです。
以上、簡単ではございますが、3Dによるピアノの作図例のご紹介でした。最後までお読みいただき、ありがとうございました。早いもので、1月も残り3日。寒さ厳しき折から一層のご自愛のほど、お祈り申し上げます。また寒暖差にもくれぐれもご注意下さいませ。
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